先日、友人と「男子体操団体の実況は素晴らしかった」「あれは歴史に残る」「歴史に残るのがあの実況でよかった」なんていう話をしたんですが・・・、nikkansports.comにこんな記事がありました。
体操実況も金メダル!NHK刈屋アナ絶叫
刈屋アナがああいう煽情的な実況というか、ストーリー性を盛り込んだ実況をするのはレアなシーンだなぁ、と思いつつ(普段は落ち着いた実況をされている印象がありますので)、あの大舞台でそういう実況をしても全く嫌味にもあざとくも聞こえない刈屋アナのアナとしての技量に驚嘆。
普通、自局の五輪テーマ曲に引っ掛けて確信犯的に「栄光への懸け橋だ!」なんて言っちゃうと、あざとくって聞苦しくって聞けたもんじゃないと思うのです(多分悪い意味で鳥肌が立つ
それが良い意味での鳥肌が立つってんだから・・・。
溜めに溜め込んだ末に「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への懸け橋だ!」と来たときの、あのカタルシス、最高でしたわ。
あれを某局○澤アナがやったらと想像して御覧なさい。
_| ̄|○
・・・想像させて御免なさい。m(_ _)m
最近ではスポーツ実況というと民放アナの酷さばかりが目立ってしょうがないんですが、4年に一度のオリンピックになると普段日陰でじっくりと実況の技術に磨きをかけているNHKのアナの技量が際立ってくるのが楽しいです。
多チャンネル時代になって、民放アナの酷いスポーツ実況が淘汰される日が来るのを祈りつつ、今この時は熟練アナウンサー達の匠の実況に聞き惚れよう、そんな気分です。(´ー`)y─┛~~