つれづれなるままに雑記

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【2004.12.28 Tuesday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
雑記: 勝手に「真田太平記」普及推進Blogを名乗ろう!! 其の三
アクセス解析を覗いてみると、意外や意外、「真田太平記」という検索ワードでここに辿り付かれる方が多い。
嬉しいような申し訳ないような。(´Д`;)
というわけで久々、自己マン企画第三弾いってみます。
※真田太平記は時代劇専門チャンネルで絶賛放送中です。



関ヶ原の合戦後、戦乱を生き抜いた男達が次々とその命数を使い果たしていった。

信之の岳父であり、その信之にとってただ一人の後ろ盾として裏切り者の子と将軍家から疎まれる信之を陰日向なく守ってきた本田忠勝は、自ら亡き後の信之の身を案じながら他界した。

真田の草の者と凄絶な死闘を繰り広げてきた甲賀忍びの頭領、山中大和守俊房はその晩年、小国の大名として至弱をもって家康に挑み続けた昌幸にある種の「共感」めいた感情を抱きながら、静かにその生涯を閉じた。

豊臣恩顧の大名として秀忠を守るため、東西手切れを食い止めるべく奔走した加藤清正は、将軍家の命を受け暗躍する隠密と甲賀忍の手かかり毒殺された。

そして、九度山に幽閉されてもなお野心を失うことのなかった真田昌幸も死んだ。
その志を幸村に託して…。

一方、信之の身辺にも隠密と甲賀忍びの影が忍び寄っていた。

東西手切れに向かって時勢が着々と進行する中、果たして幸村は。


第三十四回「時節到来」


将軍家が方広寺の鐘銘を事件化し豊臣方を開戦へと追い込もうとする中、九度山の幸村の元に豊臣家家臣、大野修理より大阪城への入城を要請する書状
が届く。
豊臣家は、東西手切れをの気配を嗅ぎ付け京、大阪に溢れた浪人達を積極的に雇い入れ、戦力の増強を図っていた。

兄・信之の立場を慮り決断を躊躇っていた幸村であったが、熱く滾る血を沈める事は出来ず、遂に大阪入りを決意する。

お江が幸村に問う。
「安房守様の遺志をお継ぎになられますな。」と。
幸村は微笑を浮かべ静かに頷き、そして、



「それもある。」
力強くそう答えた。
幸村は続ける。
「九度山に来て、早十五年じゃ。本来ならば、そのままここで果つる身じゃ。じゃが今、どうやら東西は手切れが近いという。このまま…、山の中で何もせず生きて逝くのは、ちとわしはつらい。」
「このまま死ぬのも一生ならば、戦で果てるのも一生だ。」
お江を振り返る幸村。
「やるだけのことはやってみようと思うのじゃ。」
頷くお江。
そして幸村の、おさえ切れない感情が迸る。
「これはもう…、男としての欲じゃ。」
「このわしが、どれだけのことを出来るか。世に問うてみたいのじゃ。」
武者震いを抑えるように、言葉を絞り出す幸村。



「男が一人、この世に生まれて、生きて、死んだ。」
「そのような証しを遺してみたいではないか。」

決然と語るそんな幸村をお江は眩しそうに見上げながら、
「微力ながら、お手伝い申しまする。」
そう言って、頭を下げた。


父昌幸の位牌に手を合わせる幸村。



「父上、時節到来に御座います」

15年余に及ぶ雌伏のときを経て、遂に真田左衛門佐幸村が歴史の表舞台に姿を現そうとしていた。


幸村の兄、信之の下には将軍家より豊臣家討伐の下知が届いていた。
しかし将軍家よりの書状には、伊豆守は出陣することなく一子信義をもって出陣させるべし、とあった。
伊豆守信之に対する、将軍家の猜疑は根深い。
そして信之は、幸村の大阪入りを確信していた。
「左衛門佐は恐らく大阪につくであろう。しかも勝ち目のない大阪に。
しかし、関東は、いや、大阪の者も源二郎の恐ろしさを知るものはいまい。」
「源二郎には、肩身を狭くし、息を殺し、その上幕府の目を憚りながら余生を送る事は、死よりもつらいはずじゃ。 最後の機会を逃すことなく、真田の戦のし様を天下に問おうとするであろう。しかし、大阪に勝ち目はない。」
「さすれば、源二郎はただただ大御所様の御首を狙うに違いなく…」
信之は杯に手をかけ、神妙な顔つきで、



「狙いを一つに定めた者を敵に回すと恐ろしいぞ…」
そう言い放ち、一気に杯を空けた。
信之の正室、稲(小松殿)は不安げな面持ちで信之に問う。



「お前様はもしや、左衛門佐様を羨ましくお思いでは?」
心中を見透かされた信之の表情にわずかな動揺。
「……申し訳ございません。」
消え入るような稲の声。
「失礼いたしまする。」
そこに戸の奥で控えていた佐平次が現れる。
「注いでくれ」
佐平次に促す信之。
そして稲が再び口を開く。
「なれど左衛門佐様大阪入場となれば、将軍家はまた真田家を…」
「わしは堪える。」
信之は迷いなく、そう言った。
「九度山蟄居の後、わしは父上や弟のなんの力にもなってやれなかった。
だからわしは何としても堪える。弟の為に堪えてみせる。」
信之の決意と覚悟。
稲と佐平次は目を見開き、そして伏せた。


再び戦乱の足音が近づいていた。
この日、高野山に初雪が降ったという。
慶長十九年の冬の訪れも近い。



物語はいよいよ終章へ…。

稲役の紺野美沙子がステキ過ぎてメロメロ。(*´Д`)/lァ/lァ
そして遂に舞台を得られる事に、その熱い血を滾らせる幸村=草刈正雄の演技が素晴らしい。
「男が一人、この世に生まれて、生きて、死んだっ。」
格好良すぎてサヴイボが。(´Д`;)
興奮の面持ちの中に混じる微笑が何ともまた良い味で…。
音楽も素晴らしすぎまいた。
サントラ出してくれぃ…、頼みまつ。( ´Д⊂ヽ
【2004.12.18 Saturday 20:56】 author : berger | 真田太平記 | comments(0) | trackbacks(0) |
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【2004.12.28 Tuesday 20:56】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
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